みなさん、”認知予備力”という言葉はご存知ですか?
もともと認知症において考えられてきた概念ですが、脳に認知症を示唆する異常所見があるにもかかわらず、認知機能に問題がない場合があります。その認知症の症状が出にくい原因に、認知予備力の高さ(教育や仕事、余暇活動などの背景)があると考えられています。
今回、松井先生の研究室と行った共同研究において、脳腫瘍患者さんでも同じことが言える可能性が示されました。
木下雅史, 松井三枝ら 「脳腫瘍患者における神経ネットワークと認知予備力の関係」
生涯学の創出 2024年度第2回(9回)領域会議, 2025年3月16-17日, 京都

We reported the relationship between neural networks and cognitive reserve in patients with brain tumors!